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ブロードウェイ情報 キンキーブーツ KINKY BOOTS
2013.8.23

6月に発表されたトニー賞で、作品賞を受賞したキンキーブーツ。シンディーローパーも楽曲賞で受賞し、話題になりましたが、この作品、まだまだ大人気のようです。元々はイギリスの映画の同作品。内容は、イギリスの老舗紳士物靴店の息子チャーリーが、父親と違う道を歩もうとしていた矢先に、父が亡くなり、子供のころから知っている従業員たちの為に、いやいや赤字の店を立て直そうとするところから始まります。たまたま、夜中に男性に絡まれていた女性ローラを助けたら、その彼女は、「彼(本名サイモン)」であり、ドラッグクイーンだということを知り、またその彼女が、「自分たちのような人間(男性)の足にあう素敵な高いヒールのブーツがない」ということを言っていたことに目を付けて、自分の靴屋のデザイナーとして一緒にやって行ってほしい、と頼みますが、従業員たちの反発があり、また婚約してロンドンに住む事にしていたフィアンセのニコラも、家業を継ぐ事に反対で。。。更に、ローラ(サイモン)にも実は秘密が。。ということで、キンキーブーツを製造していくまでの道のりを描いたものです。こう書くと、「そうかー」で終わりそうですが、実はものすごく内容は深いもの。メッセージ性もあり、もちろん楽曲は、80年代ばりばり!のシンディーお得意のナンバーが。そしてそのドラッグクイーンを演じたビリーポーターも、男性賞を受賞しましたが、彼は実は苦労人。カーネギーメロンで演技を学んだにも関わらず、20年以上ぱっとせず、10年以上前にブロードウェイを去り、やりたいことを模索していたなか、今回この役、ローラ(サイモン)に出会い、トニー賞を獲得。よって年齢も40歳を超えての受賞でした。受賞のスピーチもユーモアと感動が混ざった素敵なものでした。泣けるシーン、コミカルなシーンもたくさんありますが、ゴージャスな衣装と、男性を含む出演者のヒールでのダンスのすごさ!が一番見応えのあるポイントかもしれません。イギリスが舞台なだけに、ちょっとイギリス英語で演じられていますが、英語に不安のあるかたは、事前にストーリーを細かく調べておけば、(ネタバレありでもなしでも、お伝えできます)十分楽しめると思います。チケット入手もちょっと大変ですが(オーケストラ席だと300ドル以上で普通に売られています!)ご興味のあるかたは、手配もできますので、お問い合わせ下さい!

こちらは、オフィシャルサイトのプレビューです。

Kinky Boots

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